株式投資の話

米国株投資はインデックスファンドの長期積立が定石!買うべきはこれ1つ

皆さんこんにちは!ミナンチャです。

昨今かつてない米国株投資ブームです。書店に行けば専門書がズラリ。特設コーナーもあります。でも、米国株投資とは言っても一体何に投資すればいいのでしょうか?情報がありすぎて逆に迷われているのではないでしょうか。

今回の記事では、米国株投資を始めるにあたって、具体的に何に投資するのがベストなのかを説明します。納得して迷わずに米国株投資を始められるようになるはずです。

自身で腹落ちして投資できるように、そもそも米国株投資がなぜ優れているのかについても理由を具体的に提示していきます。

それでは行ってみましょう!

この記事はこんな人が書いています

  • 短期投資歴5年、長期投資歴5年
  • 運用資産額2,300万円
  • 長期投資にて5年で運用資産は約4倍
  • 高配当日本株、米国ETFを運用中
  • 1級ファイナンシャルプランナー
  • CFP認定者

※すべて記事執筆時点

王道はS&P500連動のETF・投資信託

投資先はS&P500指数に連動する米国株ETFや投資信託がベストです。S&P500とはアメリカの代表的な優良企業を集めた株価指数です。日本でいうところの日経平均株価みたいなものです。

後に説明しますが、このS&P500という指数は超優秀です。現時点では間違いなく世界一の優良指数と思って間違いありません。

米国株投資を考えるとき、リスク分散と過去パフォーマンスの観点から、S&P500指数に連動した値動きの運用を目指すETF・投資信託が間違いない選択肢でしょう。

具体的なETFと投資信託の銘柄をご紹介します。なお、ETFも投資信託もそれぞれ1つだけ紹介します。なぜなら、その方が迷わなくて済むからです。

米国株投資においては、これらの紹介銘柄を毎月積み立てで購入していく方法を推奨します。

VOO(ETF)

「VOO」はS&P500を構成する米国の500社へ分散投資するETFです。ETFとは株式市場で株と同様に売買ができる投資信託のことですね。S&P500指数のパフォーマンスに連動する投資成果を目指すETFで、主に米国の大型株を保有します。S&P500指数の全構成銘柄に投資し、四半期ごとに保有銘柄の比重に偏りがないようにリバランスしてくれます。

言い換えると、米国の代表的な優良企業を500社まとめ買いするということです。

他にも類似した人気のETFがありますが、正直なところ、それらのパフォーマンスはどんぐりの背比べで殆ど差はありません。だから、投資するならそれらの中で最もオーソドックスな「VOO」一択でOKです。

VOOの概要は下記のとおりです。

【概要】

出典:モーニングスター

【主な上位構成銘柄】

出典:Bloomberg

特徴は「経費率」が0.03%と安いことです。例えば、100万円投資しても年間で300円しか経費がかからないということです。超有名かつ人気のETFのため、世界中から資金が流入しますので経費を安く抑えられているのです。これは他の米国株ETFと比較しても群を抜いて安いです。

また、上位構成銘柄は日本人にも馴染みのある超有名IT企業が多いですね。これはこのETFが時価総額加重平均(時価総額が大きい会社を多く保有する)を用いて保有銘柄の調整を行っているため、現在時価総額の大きな大手IT企業が上位を占めているわけですね。

SBI・V・S&P500(投資信託)

SBI・V・S&P500はSBI証券などで購入可能な投資信託です。この投資信託も上記のVOOに連動する設計となっていますので、経費以外はVOOと全く同じです。経費(信託報酬)は0.0938%でVOOよりは若干高いものの、大した差ではありません。

他の日本の証券会社が取り扱う投資信託にも同様のS&P500指数連動型のものは多々ありますが、SBI・V・S&P500はそれらと比較しても手数料が安く抑えられています。

ETFか投資信託どちらが良いか

ETFは直接米国市場に買付に行くため、経費が安く抑えられる反面、1口単位での購入となるため、購入時の総額が大きくなるというデメリットがあります。例えば本記事執筆時点でVOOの価格は362ドルのため、日本円にすると約4万7,000円(1ドル130円で計算)が購入できる最低価格となります。

一方、投資信託は100円単価からでも購入することができますので、積立投資を設定する際に自分の希望の金額を投資に回せるため、使い勝手はいいです。

経費圧縮を優先するか投資金額の自由度を優先するかの選択でしょう。

S&P500指数連動のインデックスファンドが優れる理由

過去のパフォーマンスが優秀

上記はS&P500の設定来のチャートです。〇〇ショックといわれる大暴落を何度もくらいながら着実に成長を続けています。

直近10年間で約3.2倍に増加しています。このパフォーマンスは脅威的です。

日経平均と比較すると差は明らかです。見てると日本が情けなくなりますね。

出典:マネックス証券

米国は世界最強の優良企業集団の国

全ての巨大企業はアメリカに集約されています。私たちの日常でもよく使うスマートフォンやSNS、インターネットサービスでアメリカ企業の名前を聞かない日はありません。

世界中のお金の終着点であるアメリカには超優秀な巨大企業がこれから先も集まり続けます。

また、株主に対する考え方も他の先進国と比較して優れており、株主還元のため自社株買いをして株価を上昇させるなど株主ファーストの国なのです。

この文化や風土は過去から培われたものであり、今後も続いていくでしょう。

人口増加が続く

出典:世界経済のネタ帳

人口の拡大は経済の拡大に直結します。日本を初めとした成熟した先進国は今後さらに高齢化が進み、生産人口はどんどん減少していきます。一方、移民がたくさん流れ込んでくるアメリカは今後も人口の増加は続いていくと予想されます。

まとめ

長期投資をするうえで、その国の将来的な経済成長を信じれるのなら、現時点での投資先の最適解は米国一択です。

我々が投資できる時間と資産には限りがあります。ですから、今後の成長が期待できる国に投資しようという考えは正しいと思います。

まずは始めることが第一歩。証券会社で口座開設して自信をもって買付ましょう。

米国ETFを買うのならSBI証券が使い勝手よいのでオススメです。

また、過去にインデックスファンドによる長期投資が短期トレードよりも優れている理由と投資自体をスタートするのに迷われている方に向けての回答を記事にしていますので、合わせて読んでみて下さい。

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今回もここまで読んで下さりありとうございました。

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